アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

特集 地域や風土のすがたを見直す、芸術の最前線

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#156
2026.05

シネマと本とパンと まちの「あいだ」を潤す

2 カフェ「HAKUSEN」 鳥取県東伯郡湯梨浜町

鳥取県のほぼ中央部、日本海に面する湯梨浜町。まちの真ん中には大きな東郷池がある。東郷池は川を通じて日本海つながる汽水湖で、おおらかな景色が広がる。風光明媚で、海の幸にも恵まれたこのまちは、人口1万6千人。決して大きくはないが、町民全員が顔見知りというほど共同体的でもない。

このまちで、十数年のあいだに個人経営の本屋やカフェ、映画館などができている。やアート、飲食の場があることで、まちにどんな変化が生まれ訪れる人々の生活や関係性に何をもたらしているのだろうか。
初回では、本屋「汽水空港」を取り上げた。セルフビルドの本屋としてオープンしてから10年あまり。店主のモリテツヤさんは2025年に町議会議員となって、本屋の店主と議員の両輪で活動している。
第2回となる今回は、カフェ「HAKUSENを紹介したい。姉妹店の「Librarie by HAKUSEN」(リブラリエ)もふくめて、成り立ちや地域とのかかわりについて、じっくりと話を伺った。

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1)汽水湖のほとりで 目的地となる場所を
2)当たりまえのことを、当たりまえにやる
3)地元スタッフの余力を残す
4)自立と自走 店を開けつづけるために
5)HAKUSENにないものを リブラリエ