アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

特集 地域や風土のすがたを見直す、芸術の最前線

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#19
2014.07

場の音、音の場

後編 梅田哲也×細馬宏通対談 音とその周辺

 

前編は、梅田さんの展覧会『O才』をめぐっての対話であった。『O才』の舞台は、大阪のなかでも、とくにディープといわれる西成の山王地区。どこまでが日常でどこからが作品なのかわからないような、いつものまちから微妙にずれた“展示”を、観る(聴く)ひと関わるひと、そしてまちの距離感や関わりなどについて、さまざまなことばが行き交った。
後編の今回は、梅田さんの作品や活動を手がかりに、音というもののありようや音の聴かれかた、聴覚と視覚の関係性に至るまで、縦横無尽に語っていただいた。

umd梅田哲也(うめだ・てつや)
1980年、熊本県生まれ。大阪府在住。国内外の美術館およびオルタナティブな空間における体験型のインスタレーションを発表するほか、音楽やパフォーミングアートの現場で活動する。2014年夏は、大分県国東半島における新作の制作および、「Theater Spektakel(チューリッヒ)」と「Noorderzon(フローニンゲン)」2つのフェスティバルに出演予定。
http://www.siranami.com/

self_portrait 細馬宏通(ほそま・ひろみち)
1960年生まれ。滋賀県立大学人間文化学部教授。専門は会話とジェスチャーの分析、19世紀以降の視聴覚メディア研究ほか。ミッキーマウスからユーミン、テレビドラマ『あまちゃん』まで、守備範囲の広さでは右に出る者なし。バンド「かえる目」ではヴォーカルとギターを担当。著書に『浅草十二階 塔の眺めと〈近代〉のまなざし』(青土社)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか: アニメーションの表現史』(新潮社)、『今日のあまちゃんから』(河出書房新社)、『うたのしくみ』(ぴあ)など。
http://www.12kai.com/