アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

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特集 地域や風土のすがたを見直す、芸術の最前線

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#58
2018.03

これまでと、これからと 2

 

2月号に続き、今号でもこれまでの特集記事をふりかえっていきます。
『アネモメトリ』で取り上げてきたのは、主に日本のものづくりと地域づくりです。
全国各地には、その風土に合ったものづくりがありますが、今現在、とてもきびしい状況に置かれています。いずれも過疎と高齢化がすすみ、つくり手の不足に直面している。さらに、高い技術があっても、その生かし方がわからず、今の時代に合った商品をつくれない……。地域の魅力も失われて、自治体として存続の危機にある地域も少なからずあります。
そのなかで、自分たちにできることを模索して、ものづくりや地域づくりに取り組んでいる方たちがいます。手の届く範囲で、それぞれのやりかたで。
「つくり手」、そして「伝え手」や「つなぎ手」に注目しながら、6つのケースをあらためて見てみました。