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パリの風景*6 国立自然史博物館(Muséum National d’Histoire Naturelle)

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セーヌ川左岸、オステルリッツ駅の近くに広大な敷地を有する国立自然史博物館は、植物園、動物園、進化大陳列館、鉱物陳列館、古生物学館の教育機関と研究機関からなります。無料で開放されている植物園は、ルイ13世の治世下、1635年に設立された王立薬草園に起源をもち、いまでは、バラをはじめとした花々やハーブ、野菜や穀物として見慣れた植物、水生植物など、さまざまな植物を観察することのできる学びの場となっています。休日には、親子連れやカップルが散歩に訪れたり、自然と触れ合うイベントが開催されたりと、にぎやかな様子です。
博物館として正式に発足したのはフランス革命のさなか1793年のことで、その翌年1794年に開園した動物園は、恒常的に一般へ公開された動物園としては世界初のものとされています(それよりさきに期間限定で一般公開された動物園に、ウィーンのシェーンブルン動物園があります)。また、植物園の大温室(画面下の写真)は、パリに現存する最古の鉄骨建築(シャルル・ロオー・ド・フルーリー設計)です。国立自然史博物館は、パリの歴史をいまに伝える場所でもあると言えるでしょう。

-国立自然史博物館(MNHN) http://www.mnhn.fr/fr
英語版 http://www.mnhn.fr/en

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