アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

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特別講義「ニコラ・プッサンの物語画を読み解く —「物語を読んでください、それから絵を」(1639年プッサンの書簡より)—」

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17世紀フランス古典主義を代表する画家ニコラ・プッサンは、ローマを拠点に活動し、盛期ルネサンスや古典古代の美術を学びつつ、知識人たちとの交流を通して、高度な教養を身につけました。美術愛好家に向けた彼のタブロー画は、隅々まで気を配った構図や彩色、適切な感情表現、正確なあるいは意図的に改変した時代考証を特徴とし、そこに主題に即した情趣を注ぎ込んでいます。画家自身が「絵を読んでほしい」と望んだ彼の作品を、同時代資料とイメージ資料を基に読み解いてみましょう。

日時:2月23日(土)16:30~
会場:京都造形芸術大学東京外苑キャンパス(教室は当日掲示)
参加費:無料
講師:望月典子(慶應義塾大学講師)
主催:京都造形芸術大学通信教育部芸術学研究室