アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

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世界の展覧会*4

世界ではいま、どのようなアートに注目があつまっているのでしょうか。現地まで観に行けるわけではないけれど、知っているとなんだか嬉しい。どこか遠くの土地で開催される展覧会の情報をご紹介します。

The Wrath of the Gods: Masterpieces by Rubens, Michelangelo, and Titian (フィラデルフィア美術館)
https://www.philamuseum.org/exhibitions/821.html?page=1
「神罰――ルーベンス、ミケランジェロ、ティツィアーノの傑作」。ピーテル・パウル・ルーベンスの傑作のひとつである《縛られたプロメテウス》は、フィラデルフィア美術館のコレクションです。その作品は、ミケランジェロやティツィアーノが描いたティテュオスの影響を受けていると考えられています。このような影響関係を軸として、当展覧会は構成されています。ウェブサイトのスライドショーでは一部の作品が並べられているので、ぜひ見比べてみてください。2015年9月12日から12月6日まで。一般$20、シニア$18、学生$14、ユース$14、12歳以下無料。

PICASSO. MANIA (グラン・パレ、ギャルリー・ナショナル)
http://www.grandpalais.fr/fr/evenement/picassomania
「ピカソ・マニア」。パブロ・ピカソが生みだしたたくさんの傑作が後世の芸術家たちに多大な影響を与えたのは、言うまでもないことです。デイヴィット・ホックニー、ジャスパー・ジョーンズ、ロイ・リキテンシュタイン、アンディ―・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキア…、この展覧会で取りあげられるのは、ピカソの影響を受けた作品の数々です。ウェブサイトでは、主催が制作したビデオや展覧会パンフレットのPDFファイル( Téléchargez le dépliant de l’exposition から取得可能)を閲覧することができます。2015年10月7日から2016年2月29日まで。一般14€。