アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

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世界の展覧会*18

世界ではいま、どのようなアートに注目があつまっているのでしょうか。現地まで観に行けるわけではないけれど、知っているとなんだか嬉しい。どこか遠くの土地で開催される展覧会の情報をご紹介します。

Eli Lotar (1905-1969) (ジュ・ド・ポーム)
http://www.jeudepaume.org/index.php?page=article&idArt=2686
「エリ・ロタール(1905‐1969年)」。現代写真を専門とするフランス国立のギャラリー、ジュ・ド・ポームで開催中の展覧会。ルーマニアにルーツをもつパリ生まれの写真家、エリ・ロタールは、ジョルジュ・バタイユやミシェル・レリス、カール・アインシュタインらの活躍した美術雑誌『ドキュマン』や、シュルレアリスムの運動のなかで活動しました。この展覧会では、かれの活動を「新しい視覚」というテーマから振り返ります。展覧会のウェブページでもいくつか作品を見ることができます。2017年2月14日から5月28日まで。

《미각의 미감》 (韓国国立現代美術館・ソウル館)
https://www.mmca.go.kr/exhibitions/exhibitionsDetail.do?menuId=1010000000&exhId=201611140000512
(日本語ページ:
https://www.mmca.go.kr/jpn/exhibitions/exhibitionsDetail.do?menuId=1010000000&exhId=201612060000518#
「味覚の美感」。現代の食文化(ガストロノミー)、とりわけ、共同体や都市と食のつながりに注目した展覧会です。「都市生動」、「食品と共同体」、「食品を介した共有と分かち合い」をテーマに、13組のアーティストが作品をだしています。展覧会ページからは、展示の様子を窺うことができます。韓国国立現代美術館のウェブサイトは日本語ページも充実しているので、ぜひ参照してみてください。2016年12月5日から2017年3月19日まで。