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アネモメトリ -風の手帖-

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小林多喜二(1903‐1933)

日本のプロレタリア文学を代表する作家、小林多喜二は、12月1日に秋田県で生まれました。代表作『蟹工船』は、奴隷労働を強制された労働者たちの団結、ストライキ、敗北、そして新たなたたかいへの決意までを描きだした、当時のプロレタリア文学の最高水準にある作品です。また、非正規雇用の増加や労働条件の悪化などの現代の問題と呼応し、近年再評価されてもいます。
三・一五事件を題材とした『一九二八年三月十五日』を発表してから特高警察の拷問により歿するまでの五年間、その短い作家生命のなかで多喜二は、『蟹工船』『党生活者』『不在地主』など多くの革命的リアリズムの文学をのこしました。著作権が切れたいま、それらは青空文庫で読むことができます。
-青空文庫、作家別作品リストNo. 156 、小林多喜二
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person156.html

また、多喜二が育った土地である小樽には、小林多喜二、伊藤整、岡田三郎らを対象に資料の収集、展示をおこなっている小樽文学館があります。そこには多喜二のデスマスクが保管されており、常設展で展示されているとのことです。
-小樽文学館
http://otarubungakusha.com/yakata