世界ではいま、どのようなアートに注目があつまっているのでしょうか。現地まで観に行けるわけではないけれど、知っているとなんだか嬉しい。どこか遠くの土地で開催される展覧会の情報をご紹介します。
Frank Stella : A Retrospective (ホイットニー美術館)
http://whitney.org/Exhibitions/FrankStella
「フランク・ステラ――回顧展」。フランク・ステラ(1936 – )はアメリカの重要なアーティストのひとり、ミニマル・アートのような作風からスタートし、新たな絵画空間を突きつめながら制作しています。この展覧会は、1950年代半ばから現在までのおよそ100点の作品を集めた回顧展です。ウェブサイト上では、展覧会風景のほかに、展覧会について書かれた記事へのリンクが多数紹介されています。興味をもった方はぜひ読んでみてください。2015年10月30日から2016年2月7日まで。一般$22、シニア、学生$18、18歳以下無料。
ちなみにフランク・ステラの作品は、日本ではDIC川村美術館に多くコレクションされています。
http://kawamura-museum.dic.co.jp/collection/frank_stella.html
The World Goes Pop (テート・モダン)
http://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/ey-exhibition-world-goes-pop
「世界はポップになる」。ラテンアメリカからアジア、ヨーロッパから中東といった、世界中でのポップ・アートの広がりに注目した展覧会です。おもに1960年代から70年代の作品を取りあげ、さまざまな文化や地域のなかでどのようにポップ・アートが受け入れられてきたのかを探ります。ウェブサイトには、きゃりーぱみゅぱみゅ出演の展覧会広告も。2015年9月17日から2016年1月24日まで。一般£16、シニア£14、12歳以下無料。