アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

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グローバル化が進み、ひとびとの生活や文化の在り方が画一化されてゆくいっぽうで、昨今、ローカルなものへ再び目を向ける動きが強くなってきているように思われます。このような流れのなかで、これまで異なる地域や国、文化のひとびとを理解することであった「国際交流」の意義は少しずつ変化してきているのではないでしょうか。一見、同じような商品を手にし、同じような服を着、同じようなサイクルで仕事や生活をしているようなひとびとのあいだで、それでも生まれてくる違いを発見すること。それは、あらためて自分と向き合う機会を与えてくれるのです。
今回は、国際交流や自国の文化、言葉の発信に関する活動をおこなっている団体のウェブサイトを、いくつか紹介したいと思います。

-日仏会館
http://www.mfjtokyo.or.jp/

日仏両国の文化研究および交流を目的として1924年に設立された団体で、恵比寿に拠点を置いています。現在のおもな活動は、フランス文化あるいは日仏文化交流に関するイベント(講演会やシンポジウムなど)の開催、会誌等の出版事業、日本におけるフランス文化研究およびフランスにおける日本文化研究のすぐれた成果にたいする顕彰事業などです。ウェブサイトでは、講演会やシンポジウムのお知らせやブログ記事が閲覧できるほか、ホーム→出版物→会報誌・会誌・報告書→会誌「日仏文化」→日仏文化デジタルアーカイブで、1927年以降のすべての会誌の目次と一部の論文や報告書が公開されています。ここから、日本におけるフランスとの文化交流および研究の関心の歴史や変遷を一望することができるでしょう。

-ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kam.html

ドイツの文化機関で、世界中に拠点をもち文化活動をおこなっています。日本には東京、大阪、京都の三拠点がありますが、このウェブサイトは京都拠点のものです。ドイツの芸術や文化を発信するために、ウェブサイト上の記事(ホーム→文化芸術)の配信や、ドイツ人芸術家を招聘し日本で制作活動をしてもらう継続的な企画をおこなっています。招聘される芸術家の専門分野は、美術や建築、音楽、文学、演劇などさまざまです。また、語学習得にも力を入れており、日本の各拠点にはドイツ語教室のクラスが設けられています。
なお、ドイツのサイトはhttps://www.goethe.de/de/index.html、アメリカの拠点のサイトはhttp://www.goethe.de/ins/us/lp/enindex.htm?wt_sc=usa-442553-p2です。

-Hellenic Foundation for Culture【英語】
http://www.hfc.gr/wmt/webpages/index.php?lid=2

つぎに、海外のウェブサイトを見てみましょう。このサイトは、ギリシャ文化とギリシャ語の普及を目指して1992年に設立されたHFC(Hellenic Foundation for Culture)という団体のものです。現在、世界中に拠点を広げています。おもな活動は、ギリシャ語教室の開設、ギリシャ文化に関するイベントの企画や運営、出版事業、各拠点に置かれた図書室の運営などです。また、ウェブサイト上ではオンラインでの展覧会(Home→Online Exhibition)や動画(Home→Videos)の配信もおこなわれています。 このように文化的な国際交流やみずからの文化の発信をおこなっている組織は、ほかにもたくさんあります。それらの戦略やウェブコンテンツの利用などを引き較べてみるのも面白いかも知れません。

(井岡詩子)