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アネモメトリ -風の手帖-

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ロバート・キャパ(Robert Capa, 1913-1954)

本名フリードマン・エンドレ・エルネー、20世紀を代表する報道写真家として知られるロバート・キャパは、1954年5月25日、第一次インドシナ戦争の取材中に亡くなりました。スペイン内戦の様子を撮影した写真「崩れ落ちる兵士」がフランスの『ヴュ』誌とアメリカの『ライフ』誌に掲載されたことで一躍有名となり(ただし、現在では、その写真は戦場を写したものではなく、また、キャパが撮影したものでさえないと指摘されています)、そののち、日中戦争、第二次世界大戦ヨーロッパ戦線、第一次中東戦争、そして第一次インドシナ戦争を取材しました。
キャパは、1947年、アンリ・カルティエ=ブレッソンやジョージ・ロジャー、デヴィッド・シーモアらとともに、マグナム・フォト(Magnum Photos)というグループを設立しました。写真家の権利を守ることを目的としたこの集団は、現在も国際的に活動しており、ニューヨーク、パリ、ロンドン、そして東京に事務所を構えています。
-Magnum Photos
http://www.magnumphotos.com/
日本語版(東京支社) http://www.magnumphotos.co.jp/index.html
このウェブサイトでは、各会員のプロフィールと作品の紹介(英語版のみ)が公開されています(Home→Photographers)。もちろんキャパのページもあります。

写真にかんする大規模なウェブサイトとしては、パリの生活風景や街並みを撮影し、近代写真の父と呼ばれるウジェーヌ・アジェの名を冠した、アジェ・フォト(Atget Photography)があります。こちらも日本語版が用意されており、日本語の解説がついた豊富なリンク集は便利です。また、Home左端に表示された名前から、有名な写真家たちの略歴や関連書籍、関連動画の紹介へアクセスすることができます。
-Atget Photography
http://www.atgetphotography.com/
日本語版 http://www.atgetphotography.com/Japan/