アートとともにひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

アネモメトリ -風の手帖-

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展覧会情報(国外・12月)

-Ilya & Emilia Kabakov: not everyone will be taken into the future. (Tate Modern)
http://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/ilya-and-emilia-kabakov
「イリヤ&エミリア・カバコフ:誰もが未来へ連れて行かれるわけではない」(テート・モダン、2017年10月18日から2018年1月28日まで)。現在はニューヨーク在住、モスクワ・コンセプチュアリズムを代表する作家のイギリスでは初となる大規模な展覧会です。イリヤ&エミリア・カバコフは、早い時期からインスタレーション作品を手掛けた作家として知られ、日本にも《彼らはのぞきこんでいる》(名古屋)や《棚田》(松代)、《人生のアーチ》(松代)などの作品があります。
★参考になるウェブページ
藤田瑞穂「イリヤ・カバコフ「彼らはのぞきこんでいる」をめぐって」(表象文化論学会ニューズレターREPRE)
棚田》(越後妻有大地の芸術祭の里)
人生のアーチ》(越後妻有大地の芸術祭の里)

-리처드 해밀턴(国立現代美術館(韓国))
https://www.mmca.go.kr/exhibitions/exhibitionsDetail.do?menuId=1010000000&exhId=201703130000539
「リチャード・ハミルトン」(2017年11月3日から2018年1月21日まで)。ポップ・アートのさきがけとなり、20世紀後半を代表する芸術家のひとりであるイギリスの画家。ビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』のジャケットをデザインしたことでも有名です。この展覧会では、広告の時代における静物画や風景画、テレビの時代における肖像画や歴史画といった、絵画の古典的ジャンルに対して作家がおこなったアプローチに焦点が当てられています。
韓国の国立現代美術館のウェブサイトには英語版日本語版もあり、韓国語の読めない人にも情報が得やすくなっています。
★参考になるウェブページ
Richard Hamilton (artnet)
Richard Hamilton (POP ART The History of the Pop Art Movement)

-Degas Dance Dessin. Hommage à Degas avec Paul Valéry (Musée d’Orsay)
http://www.musee-orsay.fr/fr/evenements/expositions/au-musee-dorsay/presentation-generale/article/degas-danse-dessin-46519.html?tx_ttnews%5BbackPid%5D=254&cHash=db1f5a304f
「ドガ、ダンス、デッサン:ドガへのオマージュ、ポール・ヴァレリーとともに」(オルセー美術館、2017年11月28日から2018年2月25日まで)。その著作タイトルが展覧会タイトルとなっているように、ドガと親交のあった作家、ポール・ヴァレリーを導きの糸とした展覧会です。ドガのグラフィック作品や絵画、彫刻などがヴァレリーのテクストと結びつけられながら提示されます。ウェブサイトで公開されている紹介動画も魅力的です。
★参考になるウェブサイト
Edgar Degas: The Complete Works